オーストラリアの都市情報

オーストラリアは、6つの州政府(クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア州、南オーストラリア州、西オーストラリア州)、自治を認められた準州(ノーザンテリトリー)とキャンベラ首都特別地域で構成されています。
クイーンズランド州(Queensland)
サンシャイン・ステートと呼ばれるクイーンズランド州は オーストラリア大陸の北東部を占める2番目大きな州です。 南回帰線の走るこの州は、その名の通り一年中明るい太陽の光に 包まれた楽園として知られています。北東の海岸線には、世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」があります。
クイーンズランド州には、ブリスベン、ケアンズ、タウンズビルの三ヶ所に国際空港があります。ビーチやアイランドリゾート、そしてグレートバリアリーフは、国際的に有名な観光スポットとなっています。クイーンズランド州の人口は、成長産業での雇用機会の増大と「サン・ベルト」と呼ばれる自然環境の優れた地域への定年後の移住により、他の州よりも急速に増加しています。(クイーンズランド州のツアー紹介

ケアンズ(Cairns)の基本情報
ブリスベン(Brisbane)の基本情報
ゴールドコースト(Gold Coast)の基本情報
ニューサウスウェールズ州(New South Wales)
オーストラリアの総人口のおよそ3分の1は、ニューサウスウェールズ州で生活しています。ニューサウスウェールズ州は、南半球の温帯地域に属し、東は南太平洋とタスマン海に接しています。大陸で最も標高の高いコジアスコ山(2228m)のあるスノーウィー山地では、冬は雪原が広がりスキーを楽しむことができるので、真夏の北半球からも数多くのウィンタースポーツの愛好者たちが訪れます。
州都シドニーは、ヨーロッパからの最初の入植地であり、現在は100カ国以上からの移民で構成される多民族社会を抱えたオーストラリア最大の国際都市となりました。シドニーの名所や名物には、クリケット競技場、ハーバーブリッジ、オペラハウス、そしてゲイ・レズビアン・マルディグラ(毎年開かれる同性愛者のカーニバル)等があります。また、オーストラリア最大の国際玄関口であるシドニーは、2000 年オリンピックの開催地でもありました。(ニューサウスウェールズ州のツアー紹介

シドニー(Sydney)の基本情報
ビクトリア州(Victoria)
ビクトリア州は、最も小さい州ですが、人口はオーストラリアで2番目に多く、人口密度は一番高い州です。州都メルボルンは、1850年代に起きたビクトリア植民地でのゴールドラッシュを経て、工業都市として発展、1902年オーストラリア連邦が誕生すると、キャンベラができるまでの25年間、首都としてオーストラリアの顔になりました。州民のスポーツに対する熱狂ぶりは有名で、毎年11月に行われる国内最大の競馬「メルボルン・カップ」の当日は、国の機能が一時停止するほどです。(ビクトリア州のツアー紹介

メルボルン(Melbourne)の基本情報
南オーストラリア州(South Australia)
南オーストラリアへのヨーロッパ人の入植は、1836年に始まりました。自由移民の入植が奨励されたため流刑者は受け入れられず、また、ニューサウスウェールズ州やビクトリア州とは異なり、大きなゴールドラッシュも経験しませんでした。
南オーストラリア州は、十分な雨に恵まれ、その肥沃な土壌を利用して、多くの良質なワインを生産しています。バロッサバレーを始めとするワインの生産地帯は、重要な観光地となっています。
州都アデレードは計画都市として建設され、初期の建築物の多くが今でも残されています。(南オーストラリア州のツアー紹介

アデレード(Adelaide)の基本情報
西オーストラリア州(Western Australia)
西オーストラリア州はオーストラリア全土の3分の1を占めるオーストラリアで一番大きな州です。北岸はチモール海に面し、南岸は遥か南極に臨んでいます。また、オーストラリア固有の動植物の半分近くが、西オーストラリアの多様な自然環境の中で発見されています。
乾燥した内陸部では、地表に現れているものとしては地球最古の岩石が発見されています。西オーストラリア州の野生植物や比類の無い内陸の景観、海岸などを見るため、世界各地から多くの人々が訪れます。西オーストラリア州の州鳥は黒鳥(Black Swan)で、州のシンボルともなっています。(西オーストラリア州のツアー紹介

パース(Perth)の基本情報
ブルーム(Bloom)の基本情報
タスマニア州(Tasmania)
バス海峡によって本土と隔てられたタスマニア島とその周辺の島々は、オーストラリアで最も小さな州を形成しています。メルボルンとタスマニア州北部の港町デボンポートを結ぶフェリーは、タスマニアの重要な交通手段です。
州都ホバートはオーストラリアで二番目に古いヨーロッパ人の入植地で、今日でも州政府の多くの職務は植民地時代の建物で行われています。
タスマニア州の実に40%が 国立公園と保護区に指定され、その美しさとともに、有数のアイランドデスティネーションとして世界中の注目を集めています。また、タスマニアのきれいな水と空気で育ったオージービーフやタスマニアサーモン等は日本でもよく知られています。(タスマニア州のツアー紹介

ホバート(Hobart)の基本情報
ロンセストン(Launceston)の基本情報
ノーザンテリトリー(Northern Territory)
日本の約3.5倍の面積を誇るノーザンテリトリーは、最も先住民の人口比率が高く、全体の4割以上の土地の所有権を回復しました。したがって、これらの地域の場所によっては、伝統的所有者の許可がなくては入れません。ノーザンテリトリーの行政は、1911年に連邦政府の直轄下に置かれるまでは、南オーストラリア州によって行われていました。
ノーザンテリトリーではオーストラリアの本物のアウトバックを体感でき、カカドゥ国立公園、ウルル-カタ・ジュタ国立公園に代表される大自然の不思議に出会える場所です。先住民の人々は大地との深く神聖な繋がりを持っています。
州都ダーウィンは近代的な都市で、インドネシアやパプアニューギニアとは、貿易や移民という形で、西欧がアジア太平洋地域に進出する何千年も前から関わっていて、その関係は今も変わらず続いています。
アリススプリングスは中央オーストラリアの中心都市ですが、1926年から1931年までの5年間、この地方の行政は北部から分離されていました。その南西には、「赤い心臓」といわれる有名な地形が単調な緑の低木地帯から飛び出しています。ウルル(Uluru)またはエアーズロック(Ayers Rock)と呼ばれる巨大な一枚砂岩は、オーストラリア先住民の生活にとって大切な聖地とされています。(ノーザンテリトリーのツアー紹介

ダーウィン(Darwin)の基本情報
アリススプリングス(Alice Springs)の基本情報
エアーズロック(Ayers Rock)の基本情報
オーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory)
オーストラリア東海岸から150キロ内陸側にあり、ニューサウスウェールズ州に囲まれています。キャンベラ(Canberra)はオーストラリアの首都で、オーストラリア連邦政府があり、325,000人が住んでいます。シドニーからは飛行機、バス、または鉄道を利用しますが、航空便を利用の場合、所要時間はシドニーからわずか30分、車なら3時間です。
オーストラリアの首都として設計された計画都市で、その面積の53パーセントは自然のままのブッシュランドのため、公園都市とも呼ばれています。

キャンベラ(Canberra)の基本情報